電気使用とライフスタイル

電気使用とライフスタイル

ギフトホーム佐竹です。
本日は、午前中来客２組。
改修工事のご相談。
わざわざご来店いただきまして
ありがとうございます。
午後からはお客さまのところへ。
３件回ってまいりました。
顧客２件、新規様１件です。
あとは明日のイベントの準備などを。

 

さて、本日はライフスタイルにおける
電気の位置づけについて

 

これまでの電気料金は、
深夜電気が安いです。

 

これは、電気を供給する側の理屈です。
電気は基本的に貯めておくことができません。
そのために、発電した量を上回る需要が
発生した場合、大規模停電（ブラックアウト）の
リスクが高まります。

 

そうならないため、電気の需要を予測し、供給を
コントロールすることになります。
しかし、電気の発電量を簡単に調整することは
簡単なことではありません。

 

そのため、電力需要のピークに合わせた
発電を行うことが求められています。

 

電力需要のピークは
およそ10時～16時。
18時頃から減っていき、
午前７時頃から増えていきます。

 

これを分かりやすくした図がありました。

 

経済産業省資源エネルギー庁
電力バランスゲーム～町に電気をとどけよう～
https://www.enecho.meti.go.jp/about/kids/game/img/img_003.png

 

では、日本の電力構成はどうなっているのでしょうか。
2021年の構成はこちら。

日本全体の電源構成(2021年速報) 出所：電力調査統計などよりISEP作成
https://www.isep.or.jp/archives/library/13774

 

石炭・LNG・石油・その他火力が全体の71.7％。
固定的に供給する、
原子力・水力・地熱・バイオマス発電が18.1％。
太陽光・風力が10.2％です。

 

日本は火力発電の比率が高すぎると
世界から批判をされています。

 

これは、火力発電がCO2の排出量が
多いことによる批判です。

 

では火力発電を減らしていくには
どうしていくのか。

 

太陽光発電・原子力発電を増やしていく
必要があります。

 

ただ、東日本大震災以降
原子力発電は停止している所が多いです。
これは心情的には分かります。

 

太陽光発電は震災以降も増え続けました。

 

これからも太陽光発電を増やしていく必要が
あります。

 

これらを踏まえてこれから私たちは
どのように電気を使用していけばよいか。

 

住宅に太陽光を載せることができる人は
積極的に昼間（太陽が出ている時間帯）に
電気を使用する。
発電している間は電気は無料で使用できます。

 

蓄電池を設置できる人は、
夜間もあまり気にせずに電気を使用できる
かもしれません。

 

では、太陽光発電がない家庭は
どうするか。
各電力会社のプランを参考に
電気を上手に使用する必要があります。

 

夜間電力や深夜電力が安いのであれば、
深夜電力帯にお湯を沸かす。
洗濯機を回す。ご飯を炊く。
エアコンを使用する。

 

お分かりですよね。
各家庭で電気が安い時間帯に
エネルギーを使うという
生活スタイルに変わっていくのです。

 

スマートハウスや
ＩＯＴ住宅などを取り入れることで
電気を上手に使う住宅も
増えていくでしょう。

 

これからも電力供給は
変わっていきます。
電気料金も変わっていきます。

 

いつでも気にせずに電気を使用する
時代は終わりました。
常に省エネを心がけて、
家庭の経済にもやさしい
ライフスタイルを確立
してください。

 

 

 

 

 

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