エコキュートの室内設置

2023年03月21日

ギフトホーム佐竹です。
本日は、お彼岸ということで墓参りを
してきました。
その後お客様訪問を三件行ってまいりました。
一件は住宅のこまごまとした相談事を
受けておりました。もう二件はトイレに
ついての問い合わせ。
お客様のお悩み事が解決できることを
念頭に進めてまいります。

さて本日は、エコキュートの室内設置について。

エコキュートに限らずなのですが、
設備機器はなるべく風雨に晒されない
方が長持ちします。車でも同じことで

カーポートを設置しているお宅では、
車は長くきれいに使用できます。
これは給湯器などの設備機器でも
同じことになります。

実際に、家の土間部分に給湯器を
設置している場合や、屋外であっても
自作他作を問わず囲いや屋根を設置
してある給湯器は耐用年数よりも
長持ちしている例はたくさんあります。

最近ではエコキュートも室内に
設置することがあります。

エコキュートを室内に設置するメリットは、
やはり冬のお湯のさめ方が違うということです。
エコキュートはタンクにお湯を溜めますので、
冬期には寒さでお湯の熱がどんどん奪われて
いってしまいます。室内にあれば外ほどの寒さは
ありませんのですごく省エネになります。

室内に設置すると、屋外に設置する時と比べ、
お湯が冷めるときに放出される熱は、
外気にそのまま奪われていくことではなく、
室内を温めることに使用されますので
これもまた省エネになります。

先ほどの例にもありましたが、室内に設置すると
風雨にさらされることがなくなりますので、
タンクの長寿命化が図れます。給湯器の
ウィークポイントでもある、冬季の凍結による
銅管の破損等の心配もありませんので、
こちらも長寿命化に寄与します。

しかしエコキュートの室内設置は
それほど推奨できるということでもありません。

デメリットももちろんあるからです。

まずは設置する床面積が必要になること。
最近では住宅価格の上昇が顕著ですので、
エコキュートのタンク一台分の接地面積も
少なからず必要になります。床面積が
増えますので当然住宅価格も上昇する
ことになります。

もう一つはエコキュートの排水処理になります。
エコキュートはタンクに水を貯めますので、
点検時などでタンクの水を抜くときに
排水へ流すことが必要になります。
エコキュートのタンクは370Lや460Lの水が
入っていますのでその水が仮に床下の
基礎部分に行ってしまうと大惨事に
なりかねません。

思わぬエコキュートのタンクの故障の場合は
ドレン配管におさまることなく水が噴き出す
場合もありますので、その時の心配もしなくては
なりません。

余裕があればビルトインガレージ部分や、
土間部分を利用してエコキュート設置
してみるのも良いかもしれません。

究極の省エネを極めたい方は
ぜひお考え頂いても良いかと思います。

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