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日本の窓の歴史

日本の窓の歴史

ギフトホーム佐竹です。
本日は、午前中youtubeの
撮影をしておりました。
しかし後で確認したところ、
設定がしっかりできていなかったことで、
画質がすごく悪いことがわかり、
撮り直しをすることにしました。
約2時間が無駄になってしまいました。
午後からそのyoutubeの撮り直しを
しておりました。
その後来店が2組あり、
リフォーム工事のご相談がありました。
夕方時間がありましたので、
そのうちの1組のお客様のおうちに
ご訪問し、現場調査を行ないました。

 

さて本日は、
高断熱住宅に欠かせない
窓の断熱性能について
解説したいと思います。

 

窓の種類には、
アルミサッシ・アルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシ
と種類があります。

 

それぞれの窓サッシの
詳しい説明は後にして、
まずは日本と世界の窓の歴史について
簡単にお伝えしたいと思います。

 

日本の窓の歴史は、
旧石器時代から始まります。

 

最初はただ穴が開いただけのものでした。
平安時代には板を上げ下げするものが
開発されました。

 

室町時代には木枠に
和紙を貼ったものが登場します。
それ以降はこの障子窓が主流でした。

 

現在のようにサッシ枠にガラスが
はめられた窓が登場するのは
1900年前後、
ガラスが商品化されてから
徐々に普及してきました。

 

この頃はサッシ枠は木製が主流でした。
昭和30年頃から
アルミ製の樹脂用サッシが普及し始め、
昭和50年頃には新築住宅の
ほとんどがアルミサッシなりました。
この頃のアルミサッシの窓ガラスは
1枚板のシングルガラスになります。

 

この頃欧米では、
オイルショックを契機に、
エネルギー削減を目的とした家の
断熱化が始まりました。

 

窓サッシに関する研究も進み、
アルミサッシから樹脂製にシフトして行きます。
窓ガラスもシングルガラスからペアガラスへ。
ペアガラスからトリプルガラスへと
どんどん進化して行きました。

 

現在日本を除く殆どの国が
樹脂窓が主流になっています。

 

アルミサッシの登場から、
アルミサッシの製品改良に
力を入れてきた日本では、
樹脂窓の普及が進まず、
窓の断熱性能値において
海外と比べ大幅に
遅れている状況となっています。

 

日本でも、
京都議定書(COP3・1997年)や、
パリ協定(COP21・2015年)を契機に、
地球温暖化対策に取り組みが
求められたことで、
住宅の省エネ化に取り組んでいます。

 

その一環として、
窓の断熱化が徐々に促進していきました。

その中で登場したのが、
アルミ樹脂複合サッシ窓と
樹脂サッシ窓です。

 

アルミ樹脂複合サッシ窓は、
アルミと樹脂の2つの素材を
合わせて作られています。
それぞれの素材のいい面だけを
取り入れたサッシです。

 

耐久性や強度が高いアルミを外側に、
断熱性や気密性に優れた樹脂を
内側にして複合することで、
耐久性と強度、断熱性、気密性という
窓に必要な要素をすべて取り入れています。

 

樹脂サッシ窓は、
塩化ビニル樹脂から成型された
サッシ枠に複層ガラスなどで構成されています。

 

省エネ推進国である
ドイツ発祥の樹脂サッシ窓は、
断熱性・気密性に優れ、
寒さの厳しい環境である北欧・北米、
近年では中国・韓国で
急速に普及が進んでいます。

 

日本においては、
北海道での普及率は約90%を占めています。

 

次回は
・アルミサッシ
・アルミ樹脂複合サッシ窓
・樹脂サッシ窓
の特徴について解説したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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