日本の窓の歴史

2023年04月16日

日本の窓の歴史

ギフトホーム佐竹です。
本日は、午前中youtubeの
撮影をしておりました。
しかし後で確認したところ、
設定がしっかりできていなかったことで、
画質がすごく悪いことがわかり、
撮り直しをすることにしました。
約2時間が無駄になってしまいました。
午後からそのyoutubeの撮り直しを
しておりました。
その後来店が２組あり、
リフォーム工事のご相談がありました。
夕方時間がありましたので、
そのうちの１組のお客様のおうちに
ご訪問し、現場調査を行ないました。

さて本日は、
高断熱住宅に欠かせない
窓の断熱性能について
解説したいと思います。

窓の種類には、
アルミサッシ・アルミ樹脂複合サッシ・樹脂サッシ
と種類があります。

それぞれの窓サッシの
詳しい説明は後にして、
まずは日本と世界の窓の歴史について
簡単にお伝えしたいと思います。

日本の窓の歴史は、
旧石器時代から始まります。

最初はただ穴が開いただけのものでした。
平安時代には板を上げ下げするものが
開発されました。

室町時代には木枠に
和紙を貼ったものが登場します。
それ以降はこの障子窓が主流でした。

現在のようにサッシ枠にガラスが
はめられた窓が登場するのは
1900年前後、
ガラスが商品化されてから
徐々に普及してきました。

この頃はサッシ枠は木製が主流でした。
昭和30年頃から
アルミ製の樹脂用サッシが普及し始め、
昭和50年頃には新築住宅の
ほとんどがアルミサッシなりました。
この頃のアルミサッシの窓ガラスは
１枚板のシングルガラスになります。

この頃欧米では、
オイルショックを契機に、
エネルギー削減を目的とした家の
断熱化が始まりました。

窓サッシに関する研究も進み、
アルミサッシから樹脂製にシフトして行きます。
窓ガラスもシングルガラスからペアガラスへ。
ペアガラスからトリプルガラスへと
どんどん進化して行きました。

現在日本を除く殆どの国が
樹脂窓が主流になっています。

アルミサッシの登場から、
アルミサッシの製品改良に
力を入れてきた日本では、
樹脂窓の普及が進まず、
窓の断熱性能値において
海外と比べ大幅に
遅れている状況となっています。