住宅の更新の容易性

2023年05月16日

住宅の更新の容易性

ギフトホーム佐竹です。

本日は、引渡し前の写真撮影に
行ってまいりました。施工事例と
いうこともあるのですが、補助金を
活用する現場ですので、提出用の
写真も撮影しました。
そして午前中もう１件、受注を
いただきました現場の最終確認に
行ってまいりました。
午後からは会社で作業をしており
まして、充実した一日になりました。

さて本日は、エアコンの予備電源は必要か？

高気密高断熱住宅は、エアコンの
数はそれほど多くいりません。

弊社のお客様でも、エアコンは
多くて３台です。しかし稼働
しているエアコンは、１～２台
ということも多いです。３台も
要らなかったなという話になっています。

しかし各個室に、予備のエアコン用
電源とスリーブを用意しています。
間取りにもよりますが、予備電源と
スリーブがかなり多くなってしまうことも
あります。

高気密高断熱住宅であれば、
エアコンの数は必要最小限で
いいのだから、それほど予備を
設けなくてもいいのではないか
というご意見もあるかと思います。

しかし家族間でも、快適な温度が
違う場合もあります。以前弊社の
お客様で、旦那さんは夏の設定
温度が21度。これが快適な温度と
ゆずりませんでした。奥様は女性
特有の冷え性で、家に居る間は
冬の装いをしておられました。

これは極端な例かもしれませんが、
家族間でも快適な温度が違うと
いうことは、それぞれの部屋で
空調設備を利用して、部屋ごとに
温度を変えるというのも
考えなければなりません。

こういった場合は、換気設備にも
気を使う必要があります。熱交換式の
第一種換気の場合、良くも悪くも
家の中の室温が一定に保つように
なってしまいます。先ほどの家族間で
部屋ごとに温度を変えたい場合は
あまり適してない換気設備かもしれません。

部屋ごとに温度を変える場合は、
第三種換気をうまいこと使い、
室内温度と湿度をコントロールする
必要があるかと思います。

またエアコンが後から必要になった場合、
予備の電源やスリーブがないと、
完成後の外壁に穴を開ける作業を
しなくてはなりません。

高気密高断熱住宅にとって完成後の
外壁に穴を開けるのはリスクが高い
行動になります。気密が悪くなるのと、
断熱欠損が出る恐れがあるからです。

エアコンの予備スリーブは、何もエアコンの
ためだけに使用しなくてよいのです。