中古住宅市場の活性化案

2023年06月05日

中古住宅市場の活性化案

ギフトホーム佐竹です。

本日は午前中、お客様訪問。
このお客様は４年前に太陽光
発電を設置し、更に蓄電池を
設置致しました。私からの提案
ではなかったのですが、現在の
電力の状況からして、先見の明
がある方だなあと思いました。
その太陽光発電と蓄電池の
接続がうまくいっていないようで
エラーが出ておりましたので行って
まいりました。午後からは、これから
始まる現場の打合せを２件行って
きました。

さて本日は、住宅の空き家問題。

令和５年３月３日に、「空家等
対策の推進に関する特別措置法の
一部を改正する法律案」が閣議
決定されました。

https://www.mlit.go.jp/report/press/house03_hh_000160.html

日本の空き家の数が増え続けている
ことが問題になっており、その問題に
真摯に対応した結果となります。

今後どうなるか分かりませんが、
ボロボロになって屋根が落ちている
ような危ない空き家は、行政の判断で
その空き家が解体され、所有者に
対して解体費を請求することが
できるようになります。

また、空家等管理活用支援法人
という法人を作る制度ができたようです。
今後この空き家問題に関するビジネスも
どんどん立ち上がっていくことでしょう。

この事例から今後住宅業界はどう
なっていくのでしょうか。空き家を活用
するということは、その家を住める状態
にして誰かが住むということです。

誰だって本当は新築のほうがいいわけです。
しかし建て替えをするよりもリフォーム
リノベーションする方がコスパがよければ
そうしたいと思います。

ではこのリフォームリノベーションをする
住宅をどう探すのか。まずは築年数が
浅い家を探すと思います。築年数が
浅ければ、2000年以降の住宅であれば
ひとまず耐震性は完璧ではないにしろ、
安心感があります。

誰かが建てた優良な中古住宅を探す。
これに越したことはないのですが、
なかなかそのような中古住宅は世の中に
出てきません。なぜなら優良な住宅は、
そこに住む人が簡単に手放さないからです。

高品質住宅を建てた人が、転勤で
その家から離れなくてはならなくなりました。
その方はその家を売却するのではなく、
賃貸として貸し出しています。現在
高品質住宅では、賃貸の需要は
高いと見込まれます。

今回の本題ではないですが、今後も
賃貸住宅は高品質な住宅でないと
借りてをなかなか見つけられない時代が
来るかもしれません。希望どおりの
家賃を受け取りたいのであれば、
やはり高品質な住宅でないと
難しいと思います。