網戸も語れる建築士
2023年06月12日
網戸も語れる建築士
ギフトホーム佐竹です。
本日は、見積もり提出一件。
お昼からは、これから始まる
現場打ち合わせ。あと役所に
行って、変更届を提出するために、
既存の図面を見せてもらいに
行ってきました。これからまた
図面書きの仕事が始まります。
さて本日は 窓の網戸について。
高気密高断熱住宅に暮らして
いると、網戸はいらないという
意見をたまに聞くことがあります。
実際に、住んでいる方にお聞き
すると、窓はほとんど開けていません
という方も一定数いらっしゃるようです。
窓を開けないとなると、網戸は
不必要になるのでしょうか。もちろん
網戸がつくことによって、外観
デザインも変わってきますし、
できればない方がかっこよく見えます。
窓を開けない季節を考えてみましょう。
梅雨が始まる6月ぐらいから、暑さが
和らぐ秋分の日くらいまでは、
窓を開けることはほとんどないかも
しれません。
11月の終わりから、春分の日
くらいまで、室外温度が低いので
この季節も窓を開けることは
ほとんどないと思います。
ではその他の季節はどうでしょうか。
上記以外の季節といいますと、
春分の日から夏至までの間と、
秋分の日から冬至までの間。
まず春分の日から夏至までの
間を見てみます。
3月や4月では、それほど気温の
上昇は見られませんが、5月に
なると最高気温が夏日になる
ことは珍しくありません。時には
30℃を超す真夏日になり、
高断熱の家でも、30℃近くまで
室内温度が上昇する可能性は
あります。
梅雨の時期に入っていますと、
室内温度がそれほど高くなくても、
湿度が高い場合、少し暑く感じて
しまいます。
おそらく家に帰ってくる、夕方4時や
5時頃が一番室内温度が高くなって
いる頃かと思います。このくらいの
時間から窓を少し開けて、ゆっくりと
室内温度を下げていきます。夕方
くらいから室外温度も低くなって
いきますので、空調に頼ることなく
室内温度を下げることができます。
快適な室内温度は約23℃ですから、
それに合わせて窓の開口を調節
すれば、エアコンを使用することなく、
過ごすことが可能です。
これは秋分の日から冬至までの間も
同じことがいえます。冬に向かっていくと、
太陽高度が低くなり、日射取得
しやすい状況になっていきます。
しかし秋分の日に近い、まだ比較的
暖かい季節には、この日射取得が
暑く感じてしまうこともあるかと思います。
室外温度がそれほど高くないのに、
室内温度が高く感じます。
そんなときにも窓を開けて室内温度を
調整することができれば、これまた
エアコンの使用を抑えることができます。
このように窓を開けて室内温度を
コントロールすることを前提とする
のであれば、網戸は必要なものに
なってきます。虫は春から秋にかけて
活動が活発になりますから、やはり
この季節に窓を開ける場合は網戸が
必要になると思います。
夜に窓を開けて寝ることに不安を
覚える方。防犯上心配な方は、
人間が入ることができないサイズの
窓を設置することも検討しましょう。
上級者になりますと、住宅を建てる
間取りの段階で、開ける窓を設定
しておき、開ける窓だけに網戸を
設置すれば無駄も省けますし
デザイン的にもよくなります。
家を建てるのは一生に一度という
人が多いですから、我々設計側も
勉強して、網戸についてもアドバイスが
できるようにしなくてはなりませんね。
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