古い家は建て替え一択

2023年06月13日

古い家は建て替え一択

ギフトホーム佐竹です。

本日は、２ヶ月に１度開催される
岐阜スーパーウォール会の定例会の日。
今回は、選ばれる工務店というテーマで
勉強会が行われました。定例会の前に、
車屋さんに行ってきました。ドライブレ
コーダーを購入時につけたのですが、
どうも反応していないようなので
見てもらいました。定例会の後は、
いつも懇親会が開催されます。私も
参加しようと思っておりましたが、この
定例会の後に岐阜県中小企業家
同友会の経営フォーラムの実行委員会が
ふれあい会館であり、泣く泣くそちらへ
向かったのでした。

さて本日は、
リノベは大変だから建て替えにしましょう
というお話。

土地付き住宅を持っている場合、
その住宅をリノベーションするか、
建て替えするかというお話はいつも
議題にあがります。

普通の住宅会社であれば、
「リノベは大変だから建て替えに
しましょう」と提案します。

確かにリノベーションするのは大変な
作業になります。現場の大工さんも
新築以上に大変な作業になって
しまいます。

ではリノベーションするのと建て替え
するのでは、どちらの方がコストが
高くつくでしょうか。

ここで考えていただきたいのは、
同じ大きさの同じ仕様の住宅を
建て替えするのかということです。

リノベーションするか建て替えを
するのか迷っている住宅を見ると、
面積の大きい立派な住宅が
多いです。

同じような住宅を建て替えるので
あれば、確実に建て替えの方が
高くなります。建て替えて安くなる
方法は、現在の面積よりも小さく
作ることです。材料もレベルの低い
ものを使うことで安くすることは
できるでしょう。

しかしその場合、建て替える前に
使われていた大きな柱や梁などは
あっけなく捨てられてしまう運命に
なります。

そんな立派な材料を捨ててしまって、
どこにでもある安い外国産の集成材で
建物を作れば安くできるはずです。

では性能に関してはどうでしょうか。
リノベーションの場合は、地盤補強は
できません。基礎の補強にも限界が
あります。

構造的に耐震等級を大きく上げることは
難しいといわざるを得ません。耐震等級の
認定を取ろうと思えば、資料は膨大になるし、
コストも大幅に上がると思います。