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外断熱は必要か?

外断熱は必要か?

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1.近況(佐竹の日常)
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雪もおさまり、通常営業になりました。
道路の雪はほぼ融けて乾いた道路も
ちらほらありました。
歩道なども結構融けたところが多く、
交通の影響はもうないようです。

 

こうした雪の住宅への影響といえば、
やはり雪の重みによる被害です。

特に耐積雪ではないカーポートや
テラスなどはなるべく雪を降ろして
おきましょう。

 

あと以外に?多いのが雨樋の破損。
通常は液体である雨水が通っていきますので、
重量はかからないのですが、
雪はそのまま残り、さらにどんどん
重くなり、屋根からどんどん
落ちてきます。

 

釘が緩くなっていたり、金具が外れていたり、
軒樋自体が経年劣化で破損していることも
あります。

 

雪の状況が落ち着いたら、屋根などを
見上げて確認しておくとよいですね。

 

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2.本日のコラム
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外断熱は必要か?
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新築を検討している方から、
「外断熱は本当に必要でしょうか?」
という質問をいただくことがあります。
この点について、今回は
工務店経営者の視点から
お答えしたいと思います。

 

まず、「外断熱」という言葉ですが、
一般的には柱の外側だけでなく、
柱間や壁全体を断熱する方法を指します。
近年では「付加断熱」という
いい方も一般的ですが、要するに
建物の外側を断熱することです。

 

では、外断熱は必要なのでしょうか?
私の答えは「必要」ですが、
それには理由があります。

 

ただし、外断熱を施すことで
建築コストが上がることも事実です。
ですから、そのバランスを
考えることが重要です。

 

例えば、外断熱をしているのに
窓や屋根に適切な断熱材を使っていないと、
本末転倒になります。

 

断熱材や建材の選定は
バランスが求められます。
予算と性能を考慮しながら、
最適なバランスを見つけることが大切です。

 

外断熱が必要なのは、
冬は暖かく、夏は涼しい家を
実現するためです。

 

しかし、外断熱だけがすべてではありません。
重要なのは、建物全体の断熱性能を高めることです。
そのために、外断熱を含むさまざまな
方法が考えられます。

 

付加断熱を検討する際には、
まず基本となる断熱性能を
確認することが必要です。

 

充填断熱や小屋断熱、基礎断熱など、
適切な断熱材や方法を選定することが重要です。

 

当社では、
充填断熱に硬質ウレタンフォーム断熱材を採用し、
基礎断熱にはポリスチレンフォームを
使用しています。
窓には樹脂ペアガラスを採用し、
これにより充実した断熱性能を実現しています。

 

これくらいであれば、
6地域での断熱等級6、
HEAT20 G2グレード相当の
断熱性能にすることができます。

 

さらに断熱等級7を目指すのであれば、
樹脂トリプルガラスを採用し、
基礎断熱の厚みを増す。
そして外断熱(付加断熱)を
検討するという順番になります。

 

さらに、外断熱を含めた断熱性能向上を
めざす場合には、気密性能も見逃せません。

 

外断熱だけではなく、
建物全体の気密性を確保することが重要です。
外断熱を行う際には、
気密性能の向上も併せて考えることが
必要です。

 

外断熱は一つの手段に過ぎません。
バランスよく断熱性能を向上させるためには、
様々な要素を考慮する必要があります。
予算、性能、建物の特性などを考慮し、
最適な選択を行いましょう。

 

 

 

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3.編集後記
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雪の二日間は、いつもより
早起きをしたり、雪どけで
体力を使ったり、
時間の都合が合わず、
昼寝をしそびれたりして
今日は3日ぶりに
昼寝をしました。
気持ちよかったです。

 

 

 

 

 

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