変動金利は終了？
2024年12月08日
変動金利は終了？
住宅ローン選びで大切なこと
最近、「マイナス金利解除」
というニュースが話題になっています。
住宅を建てたい、
リフォームしたいと考える方にとって、
金利動向は非常に気になるポイントですよね。
「この先、住宅ローンの金利が上がるのでは？」
と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。
今回は、変動金利と固定金利の選び方、
そして金利に振り回されない
家づくりについてお話します。
金利が上がるのは本当？
まず、マイナス金利解除によって、
預金金利がわずかに引き上げられる
可能性があることは事実です。
しかし、これはごく小さな変化であり、
住宅ローン金利が
すぐに大幅に上がるわけではありません。
例えば、現在の預金金利が0.001％だったものが
0.02％に上がったとしても、
100万円を預けて得られる利息は
年間10円から200円になる程度。
この数字を見ても、
多くの人にとって大きなメリットや
変化とは言えません。
一方で、住宅ローン金利に関しては、
経済全体の状況や政策次第で変わるため、
慎重な見極めが必要です。
変動金利と固定金利、
どちらを選ぶべきか？
金利の選び方には「これが正解」
という答えはありません。
それぞれのご家庭の状況や
将来設計によって異なります。
変動金利
現在は低金利が続いており、
変動金利を選べば月々の返済額を
抑えられる可能性があります。
ただし、金利が上昇した場合には
返済額が増えるリスクもあるため、
一定の収入の安定性が求められます。
固定金利
金利が今後上昇する可能性があると考える場合、
固定金利は安心材料になります。
一定期間、または全期間にわたって
金利が固定されるため、
計画的な返済がしやすい点が魅力です。
ただし、現時点では変動金利よりも
金利が高めに設定されることが一般的です。
重要なのは、どちらの選択肢を取るにしても、
自分たちのライフプランや
リスク許容度に合わせて考えることです。
家づくりの本当のゴールを忘れない
金利の話はもちろん重要ですが、
家づくりにおいて見失ってはいけないのは
「家を建てることがゴールではない」という点です。
家を持つことは、家族の暮らしを豊かにし、
安心を提供するための手段です。
しかし、無理なローンや
過剰な投資をしてしまうと、
返済に追われ、暮らしの質が
下がってしまう可能性もあります。
だからこそ、住宅ローンを選ぶ際も、
家の設計や設備を決める際も、
冷静に判断することが大切です。
家づくりセミナーや
専門家のアドバイスを活用し、
長期的な視点で考える習慣を持ちましょう。
金利の動向に敏感になるのは良いことですが、
過剰に不安を抱える必要はありません。
変動金利と固定金利の
メリット・デメリットを理解し、
家族の状況に合った
選択をすることが大切です。
そして、家を建てることをゴールにせず、
その後の暮らしの幸せを見据えて
計画を立てましょう。
家づくりには多くの決断が伴いますが、
一つ一つ丁寧に考えていけば、
きっと理想の住まいにたどり着けるはずです。
どんな小さな疑問でも、
専門家に相談しながら進めていきましょう。
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