やってはいけない収納計画
2026年05月12日
やってはいけない収納計画
家づくりやリフォームで「収納をしっかり確保したい」というご要望はとても多いです。
ところが、完成してみると「収納はあるのに使いにくい」「結局片付かない」という声も少なくありません。
実は、収納の失敗にははっきりとした共通点があります。
今回は、現場でよく見かける「やってはいけない収納計画」についてお伝えします。
■とにかく“量”を増やそうとする
「収納は多いほど良い」と考えてしまうのは、よくある失敗です。
確かに収納量は大切ですが、
・使わない場所に大きな収納
・奥行きが深すぎて取り出しにくい
・結局“物置化”してしまう
こうした収納は、あっても活用されません。
大切なのは、
**「量」ではなく「使い方」**です。
どれだけ収納があっても、使いにくければ意味がありません。
■使う場所と収納場所がズレている
収納計画で最も重要なのが、「どこで使うか」と「どこにしまうか」の関係です。
例えば、
・玄関にコートをしまう場所がない
・キッチンに食品ストックのスペースがない
・洗面所にタオルや洗剤の収納が遠い
このように、使う場所と収納が離れていると、出し入れが面倒になり、片付かなくなります。
基本は、
**「使う場所の近くにしまう」**こと。
これだけで、収納の使いやすさは大きく変わります。
■将来の変化を考えていない
収納は、家族構成や生活スタイルによって必要量が変わります。
・子どもが成長して持ち物が増える
・趣味が増えて道具が増える
・逆に、将来は物が減る
こうした変化を考えずに固定的な収納をつくると、後から使いにくくなります。
プロの視点では、
**「変えられる収納」**を意識します。
可動棚やフレキシブルなスペースを取り入れることで、長く対応できる収納になります。
■見た目だけを優先する
最近は「生活感を隠したい」というニーズから、見た目重視の収納も増えています。
しかし、
・扉が多くて開け閉めが面倒
・奥にしまいすぎて取り出しにくい
・頻繁に使うものが隠れてしまう
こうした収納は、結果的に使われなくなります。
収納は「隠す」だけでなく、
「使いやすくする」ことが本来の目的です。
見た目と使い勝手のバランスが重要です。
■“何をしまうか”を決めていない
収納計画で意外と多いのが、「何を入れるか決めていない」状態です。
・とりあえずクローゼットを作る
・とりあえず棚をつける
このような計画では、後から使い方に迷ってしまいます。
理想は、
**「収納する物を先に決めること」**です。
例えば、
・この棚には日用品
・ここには掃除道具
・ここは季節物
といった具体的なイメージがあると、無駄のない収納になります。
■結論:収納は「生活の動き」から考える
やってはいけない収納計画の共通点は、
**「収納単体で考えていること」**です。
・量だけを増やす
・使う場所とズレている
・将来を想定していない
・見た目を優先しすぎる
・中身を決めていない
これらを避けるためには、
**「生活の流れの中で収納を考えること」**が大切です。
家は片付けるための場所ではなく、快適に暮らすための空間です。
その中で収納は、「自然と片付く仕組み」であるべきです。
無理に片付けるのではなく、
“片付いてしまう家”をつくる。
その視点が、後悔しない収納計画につながります。
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