義経　司馬遼太郎

2021年03月22日

こんにちは。

代表の佐竹です。

本のご紹介をします。

司馬遼太郎

義経

です。

源頼朝の弟、

源義経。

家柄の良い源氏の棟梁のはずですが、

平氏の世に生まれ、寺で過ごしますが、

後年、奥州藤原氏の養護を受け、

その後、源平合戦へと突入していきます。

この物語のもどかしい所は、

武勇に優れる義経は、頼朝を兄として尊敬し、

その兄の喜ぶ姿を想像しながら、戦いや

駆け引きをしていくのですが、

その姿を聞きつける頼朝は

義経のことを疎ましく思います。

なぜこれほど分かり合えない兄弟になって

しまうのかと考えますが、

この時代の政治などに巻き込まれて、

結局頼朝の反感を買い、最後は自刃して

しまう悲しい最後。

壇ノ浦の戦いの下りを読むと、

日本での最強の武士とは

源義経ではないかと思ってしまいます。

以前、知人と歴史上の人物で最強の日本武士は

誰だろうかという話題になり、

私は、源義経と加藤清正を上げました。

他にも強い武士はいるでしょうが、

そんな話をしても盛り上がります。

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