家庭から出るCO2を減らせ!
2023年05月15日
家庭から出るCO2を減らせ!
ギフトホーム佐竹です。
本日は、週末でいただいた依頼などの
段取りを一つずつこなしておりました。
午前中はその作業でほぼ手一杯。
午後からはその中で見積書の提出に
行ったりしておりました。
その中で、以前リフォーム工事で
ユニットバスを設置したお家がある
のですが、断熱性能を上げるために
窓を撤去したのですが、撤去した窓を
再設置したいという依頼がありました。
簡単にできるのか?と思いましたが、
メーカーの方から「可能」という回答が。
それなりに費用はかかりますが、
一応見積書を作成し、ご提示してきました。
さて、本日は省エネについて。
日本の省エネはどれほど進んでいるのか?
結構気になるところかと思います。
日本全体のCO2排出量の推移は
下記のページで確認ができます。
日本の二酸化炭素排出量の推移
(1990-2020年度)
https://www.jccca.org/download/65455?p_page=3#search
この図を見ると、2020年の総排出量が
結構減っていることが分かります。
では、家庭における一人当たりの
CO2排出量はどうなのか?
家庭からの二酸化炭素排出量
(世帯当たり、用途別)
https://www.jccca.org/download/65499
このようなデータがあります。
燃料別と、用途別でグラフがありますが、
この2020年だけのデータだけをみてもよく
わからないのですが、実は、家庭における
一人当たりのCO2排出量は実はあまり
変わっていません。
家庭のCO2排出量で変化なし、
もしくは減少しているのが、自動車の
排出と給湯器による排出です。これは、
ハイブリッド車や電気自動車、燃費の
向上、ガス・石油給湯器の高効率化、
エコキュートの普及で納得ができます。
しかし、冷暖房、照明、調理から
排出されるCO2は増えています。
今の省エネ住宅が普及している
はずなのにどういうことなのでしょうか?
照明はLED照明になったし、テレビも
省エネ化しているはずなのに。
なぜこのようなことになったのか。
もちろん、日本の夏が暑すぎて、
冷房の使用が増えたり、冬の
暖房需要が多いこともあります。
高気密高断熱住宅を増えれば、
家じゅうが暖かくなり、省エネに
なるのでは?と思いますが、
なぜそうならないのか。
今までは断熱性能が低い家
だったから、冷暖房を使用する
時間を短くしていました。寝ている
間は、エアコンはオフにする。
しかし、高気密高断熱住宅では、
基本的に24時間つけっぱなしの
全館空調が普通になりつつあります。
この意識が、低性能な家でも
全館空調をしてしまう。そうすると
当然エアコンの稼働率が
あがってしまい省エネにならない。
このような現実がでてきている
ことから、きちんと住宅は
高気密高断熱化していただき、
本物の省エネ住宅にして
CO2排出を減らしましょう。
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