白を基調としたデザインのポイント

2023年07月16日

白を基調としたデザインのポイント

ギフトホーム佐竹です。

本日は、昨日に引き続き
４時半に起床し、５時半から
看板の塗装工事をしておりました。
７時までかかりましたが、早朝に
作業して大正解。日中はグングン
気温が上がり、最高気温は
34℃に達しました。これからも
暑い日が続きますので、体調
にはくれぐれもお気をつけください。

さて本日は、白を基調とした家づくり。

住宅のデザインで、外観や内観で、
どの色を基調とするかによって
雰囲気がガラッと変わります。
今回は白を基調とした家づくりの
ポイントについてお伝えしたいと
思います。

まずは外観について

外観を白基調の外装にする場合
おしゃれに仕上げるコツは３つの
ポイントがあります。

１つ目は、窓の配置や種類を
工夫することです。白を基調と
した外観は窓が目立ちます。
窓の配置や種類を工夫することで
よりおしゃれな外観を実現できます。

窓の形や、窓枠の色、窓を付けるか
付けないか、はき窓掃き出し窓に
するか、腰窓にするか。窓について
いいますと、外観はもちろん、
内観のイメージも変わります。
使い勝手や、採光についても
変わりますので、平面図や立面図
だけでなく、３Ｄで確認できると
より分かりやすいと思います。

２つ目は、汚れが目立たないように
することです。白は、もっと汚れが
目立つ色になります。汚れを
目立たなくする工夫が必要
になります。具体的にいいますと、
雨がかかりにくいように軒の長さを
長めにしたり、汚れが付きにくい
外壁材を選ぶことが大切です。

特に凹凸の多いサイディングを
採用すると、年数が経過すると、
その凹凸に汚れがたまり、
だんだん汚れが目立つように
なりますので、外壁材を慎重に
選択するか、雨が当たりにくい
設計をするようにしましょう。

３つ目はシルエットを工夫することです。
住宅のシルエットを変えることで
イメージは大きく変化します。

白基調の外観に限った話では
ありませんが、たとえ同じ間取りでも、
屋根の形状や勾配、窓の配置や種類、
外壁材の種類によって住宅のシルエットは
大きく変化します。住宅会社によっては、
できないことも多いですが、軒高を変える
こともシルエットが大きく変化する要因に
なります。

次は内観について。

１つ目は、白に近い色を組み合わせる
ことです。同じ白系統の色でも、
微妙に色合いが違う壁紙などが
あります。ベージュやアイボリー、
グレーなど白に近い色味が加わった
時に、組み合わせによってよりおしゃれな
内装になります。白一色にしてしまうと、
さわやかなではあるのですが、当たり
障りのない空間になりがちです。

そんな場合は、同じ白系統でも、
少し色味の違った色を配色することで、
コントラストが生まれ、無機質な空間から
脱することができます。

変化が欲しい場所に、わざと大きく
色を変えて配置することも有効です。

２つ目は、縁取りを取り入れることです。
床壁天井が白の場合、その空間が
大きく見えるのはよいことなのですが、
どうしても落ち着かない空間になって
しまいます。そんなときは、廻り縁や
巾木などに、濃い色のものを使用し、
メリハリをつけると、くっきりとした
コントラストが生まれ落ち着く空間に
生まれ変わります。

３つ目は、ほかの色を引き立たせる
ことです。床壁天井は白を基調とし、
ドアや階段、玄関框などをほかの色に
するなど特定の場所を目立たせることが
できます。この手法は空間認知能力を
あげることができるため、バリアフリー住宅
にも用いられます。

４つ目は、家具の色に気をつけることです。
家具の色が、濃い色の場合、どうしても
その家具がその空間で主張されて
しまいます。それが良いコントラストに
なればよいのですが、違和感が
できてしまいそうな時は、空間の色に
合わせて色のトーンを抑えることで、
空間の統一感が保たれます。

今回はデザインに白を基調とした
家づくりのポイントについて解説しました。

住宅のデザインで、まず決めていただきたい
のが概観や内観の基調色になります。

いろいろな住宅を見て自分の好みを
探してみてください。

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