メーターモジュール・尺モジュール

メーターモジュール・尺モジュール

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１．近況（佐竹の日常）
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本日は、母親が年賀状の印刷を
して欲しいと会社に来まして、
母が作成した年賀状のデザインを
スキャナーで取り込み、濃淡などを
調整してプリンターで印刷しました。
３０枚ほど送るそうです。
当社では、昨年から年賀状の送付を
取りやめており、実質年賀状を
送るのは２枚のみです。
あとはメールにて新年のあいさつを送ります。
お客様には年賀状ではなく
クリスマスカードを毎年送付しています。
個人的な年賀状は今後どうするか？
決めなければいけません。
郵便料金の値上げの議論があり、
はがきも85円になりそうですね。
そうなりますとますます年賀状の
発行枚数が減りそうですね。
残念な気もしますが、
それが時代の流れなのでしょうか。

 

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２．本日のコラム
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メーターモジュール・尺モジュール
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家を建てる際には、間取りを設計する際に
「モジュール」と呼ばれる
寸法の単位があります。

 

モジュールには、
「メーターモジュール」と「尺モジュール」
の２つがあります。

 

では、メーターモジュールと尺モジュールについて
解説します。

 

メーターモジュールと尺モジュールの違い

 

メーターモジュール
メーターモジュールは、
1グリッドが1,000mm×1,000mmの
正方形を基準とした寸法になります。
この寸法単位は比較的新しく、
新築で利用されることが増えています。

 

メーターモジュールを採用することで、
広い家を実現しやすく、
バリアフリーやユニバーサルデザインの導入にも適しています。

 

尺モジュール
尺モジュールは、
1グリッドが910mm×910mmの寸法で、
日本では古くから使われている
長さの単位です。
尺モジュールを基準にすることで、
細かい微調整がしやすく、
和室や和風建築に適しています。
畳の基準寸法が影響しています。
１畳は910×1800mmとなります。
日本家屋の設計で多くの住宅に採用されています。

 

メーターモジュールのメリット
広く大きな家を実現できる
メーターモジュールは尺モジュールよりも
90mm広いため、各設備や部屋の面積を
広く設計でき、広大な家を実現できるといえます。

 

バリアフリーに適している
メーターモジュールは１スパンが
尺モジュールよりも広くなりますので、
バリアフリーに適しています。

 

広めの廊下やトイレ、脱衣所などを
設計できるため、特に要介護者や
介護する家族にとって利点があるといえます。

 

メーターモジュールのデメリット

コストが割高になる
既製品が主流の尺モジュールに比べて、
メーターモジュールを採用すると
オーダーメイドの設備が必要に
なることもあり、コストが割高になる
可能性があります。

 

部屋のスペースが狭くなる
メーターモジュールは最低面積が広いため、
限られた敷地面積での家づくりでは、
部屋のスペースが狭くなることもあります。

 

尺モジュールのメリット
微調整がしやすい
尺モジュールは、1グリッドが910mm×910mmと
メーターモジュールよりもやや狭い寸法です。
この微調整が可能なため、
間取りや部屋の配置を調整しやすく、
柔軟性をもたせることができます。

 

日本の伝統的な建築に適している
尺モジュールは日本の伝統的な
建築様式に合わせやすい寸法です。
畳の大きさや他の日本の建築材料など、
尺モジュールを基準としていることが多いです。

 

設備が既製品で揃いやすい
日本の一般的な建材や設備は
尺モジュールに合わせて
製造されていることが多く、
既製品が豊富です。そのため、
メーターモジュールに比べて、
建築コストが比較的抑えられることがあります。

 

尺モジュールのデメリット
狭い空間が生じる可能性がある
尺モジュールはメーターモジュールに比べて
１グリッドあたりの面積がやや狭いため、
特に大きな部屋や広い廊下などを
設計する場合には調整が必要になります。
家の広さや間取りに制約を生むことがあります。

 

バリアフリー対応が難しい
メーターモジュールよりも狭い寸法であるため、
バリアフリーな間取りや設備を
取り入れるのが難しい場合があります。
車椅子の利用者にとっては、
動線やトイレのスペースが狭くなる可能性があります。

 

メーターモジュールと尺モジュールは
住宅会社によって採用している
単位が違います。

 

一般的な住宅会社は尺モジュールを
採用しているところが多いと思います。

 

メーターモジュールはハウスメーカーが
採用していることが多いと思います。

 

日本の住宅はこれまで尺モジュールで
作られることが多かったため、
建材などの単位も尺モジュールを
採用していることが多いです。

 

モジュールの違いで住宅会社を決めることは
ないかもしれませんが、
このモジュールの違いがあるということ、
住宅価格にも影響することがあることも
覚えておいたほうがよいでしょう。

 

この住宅価格に与える影響については
またどこかでお話したいと思います。

 

 

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３．編集後記
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ここ数日雪の予報でしたが、
大して降ることもなかったのでよかったです。
お正月までお天気が続きそうなので
12月は雪の心配はなさそうです。

 

 

 

 

 

 

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