結露対策に温湿度の計測を
2023年02月19日
結露対策に温湿度の計測を
ギフトホーム佐竹です。
本日は、朝から雨。
朝の犬の散歩に行くことができず、
お昼から行くことに。
朝は雨で寒いなあと思っていましたが、
お昼は雨が上がるとそれほど寒くは
ありません。
春の訪れを感じます。
合間にいろいろと作業をしておりました。
こういう少し余裕のある時間があると
こまごまとした雑用を片付ける
絶好の機会となります。
さて、本日は結露のお話。
勘違いされている方も多いと思うのですが、
高気密高断熱住宅でも結露はします。
数値で示さないといけないのですが、
数値で示さずに高気密高断熱住宅と
いってしまう住宅会社もいる中で、
数値を示さず
「結露しません!」
と言い切ってしまうのはいけないですね。
高断熱の家でも結露はします。
その発生原因は
・湿度が高い
・換気が悪い
のどちらか。
結露は、暖かい水蒸気をいっぱい含んだ空気が冷やされ、
「飽和水蒸気量」を超えると余分な水蒸気が水に変わる現象。
ということは、結局は湿度の問題となり、
湿度を低くするために、換気することが
結露を防ぐことになります。
冬は温度が低く、湿度も低いため、
乾燥しやすい。
また、室内温度を22℃などに暖めても
湿度が低いと寒く感じてしまいます。
そのため、家の中で洗濯物を乾かしたり、
加湿器を付けたりして湿度を高めるのですが、
この加減が難しいところ。
水蒸気は目に見えませんので、
見える工夫が必要。
このため、結露に気をつけるためには
正確な計測が不可欠です。
断熱や換気方法によっても変わりますが、
家の中の様々な場所で温度・湿度を
測りたいもの。できればCO2濃度も
測れるともっとよいです。
これらの計測値を元に
温度や湿度をコントロールする。
例えば、加湿器の量を少なくするとか、
換気量を多くするなどです。
エアコンの設定を変えることも
重要ですね。
高気密高断熱住宅での
結露の原因は
ほとんどが過大な加湿。
まずは現状を知り、
対策を行ってください。
この対策をするかしないかで
家の長寿命化にもつながりますので
ぜひ対策してほしいと思います。
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