これからの主流は２ＬＤＫ

これからの主流は２ＬＤＫ

ギフトホーム佐竹です。

本日は、養老町高田商店街で
夏祭りが開催されます。この夏祭りは
毎年この時期に開催されておりましたが、
このイベントもご多分に漏れずコロナで
中止が続いておりました。たくさんの
出店などが立ち並び、私も手筒花火師
「瓢」の一員としてお店番をしております。
こういった日常が戻ってきたことが
うれしいですね。

 

さて本日は、住宅の広さについて

 

住宅の広さは、〇ＬＤＫと表記されます。
ＬＤＫを中心として、部屋がいくつあるか
ということを示しています。

 

以前の住宅では、気密断熱性能が
劣っていたため、家の中を部屋で区切る
必要性がありました。

日常的に過ごす部屋と、個別の部屋。
長く過ごす部屋は温度を快適に保ちます。
そのため、部屋ごとに明確に区切る
必要性がありました。

 

現在では気密断熱性能が上がったため
個室を個室として区別する必要性が
少しずつなくなっています。

それでも、〇ＬＤＫという表記は今後も
続くでしょう。これからの時代、〇ＬＤＫの
家が正解なのでしょうか。

 

平成30年に行われた、住宅土地統計調査に
よると、一戸建ての平均居住室数の
全国平均は5.8室でした。

４ＬＤＫが日本の住宅の主流だと
考えられます。

 

現在日本の平均世帯人数は2.4人
程度となっています。

ということは、現在の日本において
４ＬＤＫというのは部屋数が多すぎます。
今後もこの流れは変わらないと思います
ので、２ＬＤＫや３ＬＤＫが主流に
なって行くと思われます。実際にそうなる
傾向にあります。

 

最近は、新築価格が上昇しており、
中古住宅を検討される方も多くなりました。
世間で出回っている中古住宅のほとんどが
４ＬＤＫの住宅になります。

 

しかし現在求められている住宅の大きさは
２ＬＤＫや３ＬＤＫ。需要のニーズと
供給が合っていないことになります。

もちろん結婚をして、子供が2人3人といる
家庭であれば、４ＬＤＫの家のニーズは
あります。しかし子供が巣立った後の、
夫婦2人の生活では４ＬＤＫの家は
部屋が多すぎます。２ＬＤＫくらいが
ちょうどいいサイズではないでしょうか。

 

日本人の平均寿命は80～90歳くらいです。
そのうち子育てをする期間はだいたい20年
くらいになります。子育てをする期間よりも、
2人で過ごす時間の方が長いかもしれません。

 

住宅を売りに出すことも考えて
みましょう。世間では４ＬＤＫの
住宅が多いです。しかし４ＬＤＫの
住宅を考えている家族ばかりでは
ありません。夫婦2人で最適に暮らせる
住宅を探している方もきっとおられるはずです。

 

そんな時自分が住んでいた２ＬＤＫの
住宅を売りに出すとしたら、即完売という
結果になるかもしれません。それほど
２ＬＤＫの大きさの住宅は世間には
あまりないからです。

 

住宅が欲しいと考えるのは、結婚して
子供ができた時が多いと思います。
もう少し20年30年先を見越して、
家の大きさを考えたり、住宅の
取得時期を考えることも視野に
入れるとよいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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