南の窓はどうしようか

南の窓はどうしようか

ギフトホーム佐竹です。

本日は、見積書提出２件。
空いた時間で、少し大きな
改修工事の見積書の作成を
しておりました。最近は朝方に
雨が降ることが多く、朝の散歩は
雲が多くて暑くないので快適です。
来週からは雨予報が多いので、
少し心配ですが、まだまだ
がんばっていきたいと思います。

 

 

さて本日は、窓の設計について

 

 

住宅には必ず窓があります。
建築基準法で決められている
こともあるのですが、何よりも
窓の設計、特に南面の窓は
重要なポイントになります。
私たちの暮らしにおける「光」
の大切さと、その「光」を上手に
取り込む南面の窓設計に
ついてのお話です。

 

さて、窓といえば「光」と「風」、
二つの要素を自由にコントロール
することが重要になります。また、
窓の設計一つで、家の雰囲気は
大きく変わります。しかも、南面の
窓となれば、もはやその設計は
「光のアート」の領域に踏み込む
といっても過言ではありません。

 

では、具体的にはどういった要素に
注意すれば良いのでしょうか。一番は、
窓の「大きさ」です。大きな窓からは
たくさんの光を取り入れることが
できますが、反面、夏場の過度な
日射熱や、冬場の冷気を防ぐことが
難しくなります。ここでポイントなのが、
窓のサイズを調整しながらも高性能
ガラスを用いて、断熱性と透明性を
両立させることです。

 

次に「窓の配置」についてです。
窓はどこに配置すればよいので
しょうか。通常、南向きの窓は
リビングやダイニングなど、家族が
多くの時間を過ごす場所に
配置します。窓から見える風景も
重要な要素です。自然の風景や
庭園を眺められる窓は、居住者の
心を癒やす効果をもたらします。

 

「窓の形状」も重要なポイントです。
一般的には正方形や長方形が
一般的ですが、形状を変えることで
室内の光の陰影や雰囲気を変える
ことができます。三角形や円形の窓、
あるいは複数の小窓を組み合わせる
など、自分だけの特別な空間を
演出することが可能です。

 

最後に、「窓の開き方」について。
開き窓、引き違い窓、上げ下げ窓
など、窓の開き方によっても光の
取り入れ方や風の流れが変わります。
自然の風を活用して通風を良く
するなら、広範囲を開けることが
できる引き違い窓がおすすめです。

 

ただし、気密性能の観点から
いいますと、引き違い窓よりも
開き窓の方が気密数値はよくなります。

 

窓の設計は、あなたの住まいが
どのような「光」を纏うかを決める
重要な要素。いかがでしたか？
家はただの建物ではなく、そこに
住む人々のライフスタイルを反映した
「生きたアート」です。南向きの窓を
通じて「光のアート」を実現するための
ポイントをお伝えしました。

 

窓は、室内空間にも影響が
ありますが、外観デザインにも
影響を与えます。機能性とデザイン、
トレードオフの関係になりがちですが、
ぜひ両面を最高値にできる窓の
選択をしましょう。

 

窓の選択でセンスが問われます。
設計士と入念に打合せをして、
すばらしい住宅の設計をしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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