気密測定をする意味

2023年11月21日

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１．近況（佐竹の日常）
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本日は、よく行く飲食店のオーナーから
修理の依頼を頂きまして、ご自宅へ
修理にお伺いしました。お店でしか
お会いしたことがないオーナーの自宅に
行くのは、なんだか有名人の自宅を
見るようで緊張しました。オーナーから
するとどうってことがないと思いますが、
なんか不思議な感じがしました。

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２．本日のコラム
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気密測定をする意味
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高気密住宅とは、家の外周部を
徹底的に断熱材で覆い、外部との
隙間を最小限に抑えた住宅のことを
指します。ここでの「隙間」とは、
あくまでも「無駄な隙間」を指し、
これを減らすことで住宅の性能が
向上します。

冷暖房の効率が良くなり、エネルギー
コストの削減や快適な室内環境が
実現できるのです。

一部で高気密住宅にはデメリットが
あるといわれています。まず、
息苦しいという意見があります。

しかし、現行の法律では
「24時間換気」が義務付け
られており、実際には適切な
換気が行われるため、
心配はいりません。

風通しが悪くなるという意見もあります。
これは高気密住宅でも季節の変化や
窓の工夫によって解消できます。
家の中にこもらず、四季折々の
風を楽しむことも大切です。

「高気密住宅＝暑い」という
イメージも一部にあるようです。
確かに、一度上がった室温が
なかなか下がらない特性が
ありますが、適切な設計に
よって夏場も快適に過ごせる
工夫ができるのです。

日射遮蔽や通風計画を
立てることで、高気密住宅でも
暑さ対策は可能です。

高気密住宅では結露が生じる
可能性がありますが、最新の
窓の性能向上により、これも
解決が進んでいます。良質な
窓を使用することで、結露に
伴うカビのリスクを低減できます。

適切な暖房を使用することで
結露の発生を防ぐこともできます。

高気密住宅を実現するために
欠かせないのが「気密測定」です。
気密測定は家の中の無駄な
隙間を発見し、適切な対策を
行うための手段です。気密測定の
結果は「C値」で表され、
1.0以下が理想とされています。

気密測定を行う上で大切な
ポイントがあります。まず、
「モデルハウスの測定値は意味がない」。
信頼性が不足するため、
普段から気密測定を行っている
専門業者に依頼することが
推奨されます。

また、「家が完成したタイミングで
気密測定しても意味がない」。
外部の開口工事が完了した後に
行うことがベストであり、工事中に
定期的に気密測定を実施する
ことで、より高品質な
高気密住宅が実現します。

最後に、気密測定は
自社測定ではなく第三者に
測定してもらうことに意味があります。
第三者の測定は公平性があり、
信頼性が高まります。
気密測定技能者の資格を
持つ業者に依頼することで、
より確かな結果が期待できます。

高気密住宅は今後ますます
注目を集める住宅形態です。
その性能を最大限に
引き出すためには、
気密測定が欠かせません。

正確な気密測定を行い、
適切な対策を講じることで、
より快適でエネルギー効率の
良い住まいが実現できるでしょう。

現在の建築基準法では、
気密測定をする義務は
ありません。しかし
鳥取県などでは独自に
断熱性能と気密性能に
基準を設けていいます。

それほど大切な指標である
「気密性能」。しっかりと
測定して納得のいく
家づくりをしてください。

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３．編集後記
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寒い季節がやってきますが、
私は暑い日も苦手ですが、
寒い日も苦手です。
特に足が冷えるため、
今から対策を万全にしております。

家族の健康と暮らしを守る

高気密高断熱高耐震の家

贈りたいのは、「家族の笑顔」。

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