梅雨時の除湿

2024年05月30日

梅雨時の除湿

新しい家に住み始めることは
非常にワクワクします。
しかし、4月から6月にかけて
引き渡された新築住宅に住む場合、
梅雨の湿気対策で悩むことが多いのです。
湿気が高くなるこの季節、
どのようにして快適な住環境を
維持するか、いくつかの具体的な
方法を紹介します。

新築住宅の湿気問題

新築住宅には、建材やコンクリートから
水分が放出される
「加湿ボーナス」があります。
このため、引き渡し直後の家の中は
外よりも湿度が高くなります。
冬に引き渡された場合、
この水分が室内を心地よく保湿しますが、
梅雨時には逆効果です。
エアコンが設定温度に
達しても止まってしまい、
室内の湿気が取り除かれません。
そのため、湿度が80%近くに
なることもあります。

除湿の方法
湿度を管理するためには、以下の方法があります。

除湿器を使う

除湿器は消費電力が比較的低く、
簡単に湿度を下げることができます。
しかし、除湿能力はエアコンよりも低いです。

エアコンを使用し内部発熱を増やす

冷房と暖房を同時に使用する方法です。
家の高い場所にあるエアコンを冷房モード、
低い場所にあるエアコンを
暖房モードに設定します。
これにより、空気の循環が促進され、
湿気が効率的に取り除かれます。
消費電力は高くなりますが、
効果的な除湿が可能です。

再熱除湿エアコンを使う

再熱除湿エアコンは、
冷却して取り除いた湿気を
再加熱して放出することで、
室温を下げずに湿度を
下げることができます。
消費電力は高くなりますが、
非常に効果的です。

実践的なアドバイス

特に初心者の方には、
エアコンを使った内部発熱の
方法をお勧めします。
具体的には、家の高い位置にある
エアコンを冷房モードで、
低い位置にあるエアコンを
暖房モードで運転します。
こうすることで、湿度を
効率的にコントロールできます。
また、スマート温湿度計を使って、
室内の湿度をリアルタイムで監視し、
最適な設定を見つけることもお勧めです。

新築やリフォーム直後の住宅での湿気対策は、
少しの工夫と適切な機器の使用で
大きく改善できます。
特に梅雨時期は湿度が高くなりがちですが、
今回紹介した方法を試してみることで、
快適な住環境を維持できます。

それでは、これからの梅雨本番に向けて、
除湿を頑張りましょう。
皆さんの快適な生活を応援しています。

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