西郷の首　伊東潤

2021年03月08日

こんにちは。

代表の佐竹です。

本のご紹介をします。

伊東潤

西郷の首

です。

西郷の首という

ものものしいタイトルですが、

タイトルからも分かるとおり、

幕末から、明治維新のお話です。

メルマガ「名言から学ぶ組織論」

の著者　藤原清道さんから

プレゼントで頂きました。

百万石の加賀藩に所属（？）する、足軽の島田一郎と

千田文次郎の二人の物語で進んで行きます。

ネタバレになりますが、

千田文次郎は西南戦争で西郷隆盛の首を発見した人物。

そして、

島田一郎は、その西郷隆盛の親友、大久保利通を暗殺した人物です。

その千田文次郎と島田一郎は加賀藩での幼いころからの親友。

この４人を巡る不思議な縁には、時代の不思議さを感じます。

この場面の記述はどうだったかと思い、読み返してみました。

西郷の首について、

ほどなく首が発見され、千田という中尉が、・・・持参した。

との記述があり、

大久保利通について、

島田一郎についての記述は、１５ページにわたって

詳細に書かれていました。

この明治維新がなければ、今の日本がどうなっていたのか。

幕末と明治の違いが克明に描かれていて、

とてもよい本でした。

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