デザインを選択して光熱費に耐える

2023年09月03日

デザインを選択して光熱費に耐える

ギフトホーム佐竹です。

本日は、午後からリフォームのお客様に
同行し、タカラスタンダードの岐阜ショー
ルームへ行ってきました。やはりショー
ルームはとても綺麗でリフォームする
気持ちを高めてくれますね。ショールーム
アドバイザーも商品の特徴を分かり
やすく説明してくれますので、お客様も
すごく安心です。私はリフォーム工事の
場合のキッチンやお風呂などはタカラ
スタンダードを推していますが、新築
でももちろん、おすすめです。

さて本日は、
機能かデザインか設計で悩む

パッシブ設計とカッコイイデザイン、
どちらを取るのか悩まれる方も
おられるのではないでしょうか。

パッシブ設計でかっこいいデザインは
できないのでしょうか。

パッシブ設計の基本は南面の
日射取得と日射遮蔽になります。

冬季の日射取得のためには、平面図で
いうところの南面には余計な凹凸は
ない方がよいです。なるべく広い南の
壁を長くとり、入隅や出隅を極力
減らすデザインが日射取得には有効です。

夏季の日射遮蔽も同じことがいえます。
入隅や出隅が多いと、思わぬところから
日差しが入り、室内温度の上昇を
招いてしまいます。

このようなデザインにすると、南面から見た
住宅の印象がどうしてものっぺりとして
しまいがちになります。面白味がない。

こうした平面を基調としたデザインが好み
であればパッシブとデザインは両立できると
いえます。確かにカッコいいデザインとは、
自分が決めることですので、他人と意見が
違ってもよいのです。

しかしこういったデザインが好みでない
場合は、パッシブとデザインはその人に
とって全く違うものになります。この場合は
パッシブをとるかデザインをとるかの
選択になってしまいます。

あなたの好きなデザインと、パッシブ
デザインがイコールでない場合、
どうすればよいのでしょうか。

自分の好きなデザインを選択するので
あれば、パッシブ設計は諦める。
パッシブデザインで家を建てたいので
あれば、自分の好みは諦める。

こうした決断ができないと、結局住宅の
設計はできません。なぜかといいますと
パッシブデザインは、ほぼ設計の
やり方が決まってきてしまうからです。