一覧に戻る

リビングエアコン用は200V、冷蔵庫用はアース付きなど、家庭用コンセントの設置前に知っておきたいこと。

コンセントの位置や数などは、できるだけ建築時によく考えて決めておきたいところです。

家庭用コンセントの設置前に

各部屋にコンセントを設置するのは当然ですが、どこにどんなコンセントをいくつ設置するかは大切です。住んでから、「コンセントが足らない」「欲しいところにない」というのはよくありますので、どこにどんな家電を置くのかよく考えて設置するようにしましょう。

リビングエアコンは200V?

日本のほとんどの家電は100Vのコンセントで使えるように作られているので、主に設置するコンセントは100Vのものになります。しかし、最近のリビング用などの大きなエアコンは、200Vが主流になっていますので、どのクラスのエアコンをつけるか事前に決めておく必要があるでしょう。

アースが必要なところも

洗濯機や冷蔵庫は、コンセントだけでなくアースも設置する必要があります。こういった大型家電は、だいたい設置場所が決まっているので、付け忘れることはないでしょうが、念のためにその部分のコンセントがアースもつけられるものになっているか確認しておくようにしましょう。

コンセントは多くても困らない

コンセントの数が足らずに後悔することはありますが、多すぎて困ることはありません。多めにつけてもだいたい延長コードなどで複数の家電をつけることになるので、多すぎるかな、と思うくらいつけておくようにしましょう。ダイニングでホットプレートが使えるように、ダイニングの床にコンセントがあっても便利です。

家電に合わせた場所にコンセントを

壁掛けのテレビを設置したい場合、テレビの裏側になる部分に、コンセントや配線ができるポイントを作っておかないと、結局垂れ下がっているコードが見えてしまってスッキリしません。また、お掃除ロボットを使う場合は、待機場所に専用のコンセントがあれば便利ですし、テレビやオーディオ、調理家電など、一定の場所でたくさんの家電を使う場合はコンセントの数だけでなく、配線も分けておかないとブレーカーが落ちてしまったりします。

LANの配線も同時に

最近は無線LANを使うことが多くなりましたが、使用途中切れることのない有線LANが使えたら便利なことも多いです。家を建ててしまってから配線をするのは大変なので、使うかもしれないという人は初めから各部屋にLANケーブルを通しておくとよいでしょう。

まとめ

快適な生活をするためには、どこにどれだけコンセントがあるかというのは意外と大切です。完成後の生活を考えながら、余裕をもってコンセントの数などを決めていくようにしましょう。

一覧に戻る