建物と土地代金だけではない?!家を建てる際にかかるお金の正しい算出方法。
2020年09月01日
家を建てる際には、土地や建物代以外にもさまざまな費用がかかります。
土地・建物以外にもお金はかかる
家を建てるときには、まず予算を決めるという人は多いでしょう。そしていざ家探しをするときに、予算いっぱいの価格の家を探してしまいがちです。
しかし、家の広告などに載っている価格は、ほとんどが土地と建物だけの価格。実際にはそれ以外にもいろいろなお金が必要になりますから、それも計算したうえで予算の中からどれだけの費用を土地と建物に使えるかを考える必要があります。
家を建てるときにかかるお金
- 土地・建物代
家を建てるときの費用の大半は、やはり土地・建物代です。チラシなどに書かれている家の価格は、土地だけの場合もあれば、土地・建物を合わせた価格の場合もありますから、注意してみるようにしましょう。また、家は高額ですので消費税だけでもかなりの金額になります。
- 諸経費
必ずかかるお金としては、諸経費があります。不動産屋に払う仲介手数料や、印紙税・不動産取得税・日割りにした固定資産税などの税金、登記にかかる費用など、物件や購入の時期や方法によっても異なりますが、意外と高くつく場合も多いです。一般的には物件価格の10%前後は諸経費が必要になりますので、余裕をもって物件を探すようにしましょう。
- 家具・家電
以前から使っていた家具や家電をある程度使う場合もありますが、家を購入したタイミングで家具や家電を買い替える場合は多いです。せっかくの新居ですからインテリアにこだわりたいという人もいるでしょうし、そもそもカーテンなどは窓のサイズが合わないと使えないので意外と費用がかかります。
- 引越し費用
新居への引越しを引越し業者に頼む場合は、引越し費用も計算しておかなければなりません。時期にもよりますが、春などの引越しの多い時期になると、費用が高くなる傾向があります。逆に引越しの少ない時期であれば、かなり値引きしてもらえるので、安く抑えることができるでしょう。
また、新居の建築中や引越しまでの間仮住まいが必要な場合は、その家賃・敷金・礼金なども必要になります。
まとめ
家を買うときにはどうしても予算上限目一杯に気に入った家を探したくなりますが、実際に家の購入には土地・建物以外にもさまざまな費用が必要になります。せっかくの新居ですので家具などのインテリアも考えると、予算の7~8割くらいの金額に収まる土地・建物を探したほうがよいでしょう。