究極の災害に強い家を建てる方法は土地選びにあり!災害に強い土地選びのポイント4つ。
2021年04月01日
災害に強い家を建てるためには、土地選びが非常に重要です。
災害に強い土地を選ぶポイント
日本は地震が多い国です。また、四方を海に囲まれていることもあって、津波や洪水などの災害にも注意しなければなりません。こうした災害の被害を受けるかどうかは、家の土地をどこにするかによって大きく変わってきます。災害に強い土地を選ぶポイントとしてはどのようなものがあるのでしょうか。
ハザードマップをチェック
どの町でもハザードマップは公開されています。市役所などでもらえるところもありますし、ホームページで公開されているところも多いです。ハザードマップには、洪水になった場合の浸水予想や、津波・高潮の際の被害予想、土砂災害の危険地域なども確認することができます。土地探しをするのであれば、まずは目当ての市町村のハザードマップを確認しておきましょう。
過去どんな土地だったのか
その土地が過去はどんな土地だったのかということも、確認しておきたいところです。気になるのは、地盤が固いか緩いかということです。地盤が緩いと、地震などの時に被害が大きくなる危険がありますから、できるだけ地盤の固いところに家を建てるのは大切なのです。過去の航空写真や、古地図などで、そこが海や池、沼、川などであった場合は、地盤が緩い可能性があります。古い地図でも人が住んでいる家エリアであれば、比較的安心してよいでしょう。
なお、地名からも確認が可能で、沼、藪、水、稲、田、池などの字がつく場合は、昔は湿気が多い土地だった可能性が高いです。
お城の近くは安全?
日本には各地にお城が築かれていますが、このお城は殿様など昔からその土地の最も偉い人が住んでいたところです。そのこともあって、お城の近くは比較的地盤が固く、災害面ではリスクが低い場所が多いです。
新興住宅地は注意
新興住宅地、特に大規模住宅地は、広い土地にたくさんの住宅を建てて販売しているところです。それだけ広い土地ですから、広大な埋め立て地や、山を切り開いた造成地を確保していることが多いです。そういった土地は、地盤に不安があることが多いので、地盤の確認はしっかりしておくとよいでしょう。
まとめ
災害から家を守るためには、地震に強い構造にしたり、保険にはいったりといろいろな方法がありますが、最も大切なのは土地選びです。地盤の固く、海抜の高い場所のほうが、地震や洪水での被害は小さくなります。土地を選ぶ際に、ハザードマップや昔の地図などで、災害に強い土地かどうかを確認しておくようにしましょう。