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花粉、PM2.5対策にもなる室内物干し。設計段階で考えておきたい設置場所3つ。

PM2.5や花粉対策、共働きのため、洗濯物を室内に干すという人が多くなっています。

洗濯物は屋内に干すのがおすすめ

従来は洗濯物はベランダや物干し場などの屋外に干すのが一般的でしたが、最近は花粉やPM2.5などのアレルギー対策のために、外には洗濯物を干さないという人も増えています。そうすると必然的に室内に干すことになるのですが、設計段階から干すスペースを考えておくと便利でしょう。

設置するポイントとしては、生活する上で洗濯物が邪魔にならないということと、しっかり乾くということ、動線上干しやすい場所であることなどがあげられます。

リビング

リビングの広さに余裕がある場合は、リビングの一角に洗濯物が干せるスペースを確保しておくのもおすすめです。エアコンや暖房などがついていることの多いリビングは、意外ととてもよく洗濯物が乾きます。必要に応じて昇降できる物干しなどを天井に取り付けておけば、来客時には物干しをコンパクトに収納して見えないようにすることもできます。

和室

和室や、リビングの一角に設けた和室スペースを物干し場とする場合もあります。家族構成などにもよりますが、和室は普段使わない部屋として設けている場合も多いので、洗濯物を干していても邪魔にならないのがメリットです。

また、来客時にも扉を閉めれば見えないので、急な来客で焦ることもありません。乾いた洗濯物をゆっくり畳むスペースとしても畳の部屋は適しています。

洗面所

洗面所が洗濯干し場として適しているのは、やはり洗濯機から近いということが大きいです。洗濯をしてそのままその場で干すことができるというのは便利でしょう。下着やパジャマ、子供服などを洗面所の引き出しにしまう、という場合は、洗面所で脱いだものを洗濯してその場で干して引き出しにしまうまでの、一連の作業を行うことができます。ただし、洗面所は広さに限りがあるので邪魔になりやすく、湿度も高いことが多いので、設計段階で広めの洗面所にする、強力な換気扇をつける、除湿機を置くなどの工夫もしておきたいとことです。

まとめ

屋外に洗濯物を干すと花粉やPM2.5が洗濯物に付着し、服を着た時にくしゃみが止まらなくなる、ということも多いです。そのため、洗濯物を屋内に干す人も多くなっており、設計前から洗濯物干し場を考えている人も少なくありません。邪魔にならないのであれば、リビングに干すのもよいですし、和室を洗濯干し場として活用することもできます。また、洗面所を広めに作るのもいいでしょう。

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