シニア世代だけではない!子育て世代に平屋をおすすめする理由3つ。
2020年11月01日
安全性などを考えると、子育て世代こそ平屋に住むのがおすすめなのです。
平屋の人気が上昇
平屋の家よりも、2階・3階があったほうが部屋数が増やしやすく、広々とした家にしやすい、ということから、従来の子育て世代は2階建て、3階建ての家を選ぶことが多く、平屋はお年寄りに好まれるイメージがありました。しかし、最近は子育て世代が平屋を選ぶケースが多くなっています。子育て世代に平屋をおすすめするには、いくつかの理由があるのです。
段差がなくて安全
小さな子供によって、階段の上り下りは大変です。常に転落の危険がありますから、小さな子供がいる家では階段の前にゲートをつけていることも多いでしょう。平屋であれば、階段はありませんし、フラットなつくりにして段差をほとんどなくすことも可能ですから、家じゅうどこでも子供が安心して過ごすことができます。
家事もラク
子供がいる家庭は、家事も大変です。洗濯機を一日に何回も回し、2階ベランダと往復して洗濯物を干し、それを取り込んだらまた持って降りて引き出しに、という人も多いのではないでしょうか。平屋であれば、洗濯物を干すのも1階ですから、重たい洗濯物をもって階段を上り下りする必要はありません。掃除機も、階段がないとかけやすいものです。
子供に目が届く
子供部屋が2階にあると、どうしても子供が部屋で過ごすときに1階のリビングとの間に距離を感じやすくなります。1階に子供部屋があっても、仕切られていると同じ事ではあるのですが、リビングとの距離感が近いため、子供もリビングで過ごすことが多くなる傾向があります。
子育て世代が平屋に住むときの注意点
平屋であることのデメリットは特にないのですが、リビングと子供部屋との距離感が近いだけに、ある程度の年齢になるとプライバシーが気になるようになるようです。適度なプライバシーは守れるように、個室は確保するなど工夫は必要かもしれません。また、同じ広さの家にすると、建築のコストは平屋のほうが2階建てよりも高くなることが多いです。
まとめ
平屋の家はバリアフリーにしやすいのでお年寄りに人気のイメージがありますが、段差がないということは小さな子供でも安全ということです。また、子供部屋を個室にしても、同じ階にあるということでリビングとの距離感が近くなりますから、子供に目が届きやすいのもメリットでしょう。