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所有地に電柱があるとお金が入る?敷地を横切る電線で鳥の糞が車に…。家を建てる前に知っておきたい、電柱・電線色々。

敷地内に電柱が経っているというケースは意外と多いです。

敷地内に電柱が立っている

敷地内に電柱が立っているというケースは意外と多いです。敷地内であっても、全く邪魔にならない場所であれば気にならないかもしれませんが、間取りなどによってはとても邪魔なりますし、気にならないと思って住んでみたら、確かに電柱は気にならないけれど、電線に止まる鳥のフンが気になって困る、という人もいます。敷地内の電柱はどうすればよいのでしょうか。

移設する

電線の移設というのは、できないわけではありません。敷地内ではなく、敷地に面した道路に設置してくれたらいいのに、というケースは多いのですが、道路に設置すると歩行者の安全性を損なう恐れがあるなどの理由から、断られることが多いです。また、近くの空き地などへの移設については、その土地を持つ人が了承してくれれば可能なのですが、やはり電柱はだれにとっても邪魔になるので、断られることが多くなります。最も多いのは、敷地内での移動で、敷地内とはいえ自分で勝手に行うのは危険なのでやってはいけません。かならず電力会社などに連絡してやってもらいましょう。

敷地内に電柱があるとお金がもらえる

敷地内に電柱がある場合、電力会社などから土地使用料をもらうことができるケースがあります。金額は契約内容などにより異なりますが、金額はだいたい1本につき年間1500円程度です。高くないかもしれまんが、何をするでもなく、それだけで収入があるというのは何かと助かります。

使われていない電柱は撤去も

中には、敷地内にあるものの、老朽化などにより使われていない電柱もあります。こうした電柱は撤去可能ですが、撤去費用は所有者の負担になるのです。実際、老朽化が進むと見た目も劣化しますし、倒壊して周囲家などに迷惑をかける危険もありますから、早めに撤去しておきたいものです。

まとめ

敷地内に電柱がある場合、まず使われているかどうかを確認しましょう。使われていない電柱であれば撤去可能ですが、使われている場合は、移設先を確保しないと移設はできませんが、それもなかなかむつかしいところです。歩道などに移設できれば良いのですが、歩行者の安全性を損なう可能性があるということで、却下されることも多いです。敷地内への移動をするケースが多く、その場合は費用も電力会社などが負担してくれます。

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